スぺースが無くてもエアコンを取り付ける方法

スペースがなくてもエアコン取り付けをする方法

猛暑により熱中症リスクが高まる日本列島。
これまでエアコンのなかった部屋に増設を考えている方も多いでしょう。

しかし問題になるのがエアコンの設置場所です。

ご存知のようにエアコンには室内機室外機があり、この2つを配管で接続しなくてはなりません。
日本の住宅事情では、エアコンを取り付けたくとも、設置スペースに悩むことも多いと思われます。

ここでは、一見、取り付けられそうにない場所にエアコンの室内機や室外機を設置する、さまざまな工夫について解説します。

エアコン取り付け

室内機はスリムタイプが便利!その特徴とは?

新しくエアコンを購入するときに注意すべきなのが、取り付けのスペースです。

通常、エアコンの取り付けには、メンテナンスなどのために上部と左右に一定の隙間が必要になります。

メーカーや機種によっても違いますが、 最低でも5センチ程度、できれば10センチから15センチは必要です。

そのため本体サイズだけで判断して購入したら、隙間の余裕がなく予定の場所に設置できない。
結果、設置場所や配管に無理が出て本来の機能を発揮できない、ということにもなりかねません。

またエアコンは窓やサッシの上が理想的な設置場所になりますが、エアコンと窓のカーテンレールの間に余裕がないと、稼動部や送風がレールに邪魔されて、十分に機能しない原因になります。

ここで設置スペースを考える場合に、近年増えているスリムエアコンを選ぶ選択肢があります。
通常のエアコン室内機は、横幅が80センチ、高さ30センチ、奥行きが35センチ程度が平均的です。

スリムエアコンは、通常より室内機がスリムなエアコンを指します。
主流は高さが25センチ程度のもので、サッシの上の狭いスペースにも設置できる利点があります。

またサッシの上が狭すぎて設置できない場合、サッシ横の壁に設置できるよう、横幅が70センチを切るタイプもあります。
他に奥行きが薄いものもあり、こちらはインテリア性を重視したタイプといえます。

家電店で購入する場合などは、サイズでいくつか機種の候補を決めて、工事担当者に設置予定の部屋を下見してもらい、ベストの機種を選ぶといいでしょう。


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壁掛けや天吊りのメリット・デメリット

室内機の機種が決まれば、次は室外機の取り付けです。
室外機を設置できる理想的な条件には、
室内機の近くであること。
水平に設置できること。
前後左右上下に通気スペースがある。
直射日光が当たらない。
雨を受けないこと。
という5点です。

特に日光や通気性の悪さは、熱で冷却効率が下がる原因になります。
しかし一戸建ての2階マンション上層階の場合、すべての条件を満たすことは困難になります。

マンションのベランダなどなら、天吊りという方法があります。
これはベランダの天井に架台を装着し、室外機を吊り下げるように置く方法です。

この方法はベランダに天吊り用のボルトが4本設置されていることが必須になります。
室外機の周囲がほぼ空間になり通気性がいいメリットの反面、ベランダの向きによって日光や雨を受けるデメリットがあります。

また壁面に籠のような架台を取り付け、室外機を置く壁掛けという方法もあります。
ベランダがなくても使えるのがメリットですが、架台に囲まれて通気性が低くなる、雨や日光を受けやすいのがデメリットです。

一戸建ての2階にエアコンを設置する際は、屋根の上に架台を設置して室外機を置く屋根置きという方法もあります。
室内機の近くに室外機を置け、 通気性が高いメリットの一方、日光や雨を受けるのがデメリットです。
また上層階の室内機から配管を伸ばし、1階に室外機を置く立ち下ろしの方法もあります。

これは理想的な設置場所を選べるメリットと、配管が離れることで費用がかかり、電力効率も落ちるというデメリットがあります。

窓用エアコンのススメ

窓用エアコンというものもあります。
これは室外機と室内機が一体型になっていて、建物の窓に設置できるエアコンです。

既存の窓を開き、窓枠に取り付け枠を装着してはめ込むような形で設置するため、壁の穴開けや配管などの工事が不要。
素人でも 取り付けや取り外しが簡単。 壁掛け型に比べて本体価格が安いなどのメリットがあります。

一方、インバーター機能がないため通常のエアコンに比べてやや消費電力が多く、使用音も大きい。
窓をほぼ半分潰し、常に半ば開けた状態になるため防犯に難が出てしまい、通気性や採光性も落ちる。
壁掛け型に比べて掃除に分解が必要で面倒などのデメリットもあります。

ただ防犯性に関しては、補助鍵の追加などで対応できます。
掃除に関しては内部洗浄機能がついているモデルもあります。

電気代が高くなる反面、本体価格が安く自分で設置すれば工事費も不要なため、何年も使うのでない限りはプラスマイナスゼロともいえます。

スペース的に室外機含め壁掛け型を設置できない部屋や、壁に穴を開けられない、開けたくない場合。
また普段それほど冷房を使わない部屋や、臨時に冷房が必要な場合などは、選択肢として考えてみるのもいいでしょう。

導入する場合は、装着したい窓のサイズに対応するものか、窓の左右双方に装着できるかなどの点を確認しましょう。

窓用エアコンの特徴と取り付け方法

まとめ

現代では様々なタイプのエアコンや、室外機の取り付け方法があり、一見、取り付けスペースがないと思われる場所でもエアコンが使えるようになっています。

またスリムエアコン窓用エアコンの特性、室外機の装着場所について、それぞれのメリットとデメリットを把握しておくことで、冷房効率消費電力について、もっとも効率的な方法を選ぶことができます。

冷房が必須となる猛暑が続く中、賢い選択で快適なエアコンライフを満喫してください。


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