エアコン設置までの期間や時間はどのくらい?

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エアコン設置までの期間や時間はどのくらい?

現代生活に必要不可欠なものとなっているエアコンは購入してから持ち帰り、すぐに使えるわけではありません。
ほとんどの場合が購入したお店などでエアコン設置の依頼をして、後日に自宅に設置してもらいます。

エアコンは、テレビや冷蔵庫のように、設置してコンセントにつなげれば使える一般的な家電とは異なり、取り付けるためには様々な作業工程や電気工事が必要となります。
そのため、専門の電気工事士に来てもらい、取り付け作業をしてもらうことになります。

では、ここで質問です!

プロの作業員がエアコン1台を取り付けるにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

【1】約1時間30分(約90分)
【2】約30分
【3】約3時間(約180分)
答えは・・・
【1】の約1時間30分(90分)です。

これは「標準工事」といわれる設置環境でエアコンの取り付け工事をした場合の目安の時間です。
あくまで目安ですので、1時間程度で済むこともあれば、2時間ほどかかる場合もあります。
もちろん台数が2台・3台と多くなるほど時間は2倍・3倍と長くなったり、ベテランかそうでないかという作業員の技術レベルにもよります。
ちなみに
【2】の約30分は、エアコンの取り外し工事の目安時間。
【3】の約3時間(約180分)は、目安ではありませんが、特殊な設置環境で工事が必要だった場合、このぐらい時間がかかる場合もあります。
現場によってはさらに時間がかかって、1日作業の場合もあります。

生活必需品と言っても過言ではないエアコンを効率よく設置してもらうために、エアコンの設置期間や時間をしっかりと 確認しておきましょう。
エアコンを効率よく設置してもらうということは体調維持にも大きく関わります。
ぜひ参考にしてみて下さい。

「標準工事」ってどのような工事?

一般的な標準工事とは、次のような作業となります。
・室内機の設置
・室外機の設置(地面やベランダに置く)
・室内機と室外機を配管パイプでつなぐ作業
真空引き作業
・試運転
この前後には、お客様との取り付け位置の確認や、床に傷をつけないように養生したり、施工完了後の掃除や片づけなどの時間も含まれます。

設置にかかる時間の目安は?

エアコン設置にかかる時間は、取り外す古いエアコンもない状態で取り付けのみの標準工事の場合、特にトラブルなどがなければ一時間半前後が目安となります。

標準工事の作業内容は、壁に配管パイプ用の穴を開ける作業、室内機を部屋に付ける作業、室外機と室内機を配管パイプに接続する作業、家の外やベランダなどに室外機を設置する作業、エアコン内部を真空状態にして、内部の水を取り除く作業、そして最後に試運転をして正常に作動することを確認するまでが一般的な作業内容になります。

標準工事の他に古いエアコンの取り外し作業がある場合は、標準工事の所要時間にプラスして1台当たり30分ほどの時間がかかります。

取り外し作業の作業内容は、エアコンの冷媒ガスを室外機の中に閉じ込める作業、室内機の取り外し作業、室外機の取り外し作業、配管パイプ用の壁に空いている穴を埋める作業です。

最近では、取り外しも含めてのパックなどが多いので、だいたい二時間前後と考えておくと良いでしょう。

当然ですが、説明した所要時間は1台当たりの時間となりますので、複数台ある場合は単純に時間を足していってください。

例えば取り外し1台で取り付け2台だった場合は、取り外し1台分の30分+取り付け2台分の3時間で3時間30分前後が設置にかかる時間となります。

所要時間はおおよそ2時間程度

では実際にエアコンの取り付け工事にかかる所要時間というのはどれくらいなのでしょうか?

もちろん取り付ける環境や、作業をしてくれるスタッフの方の技術などによって少しずつ変わってはきます。

特殊な作業が必要になったり、作業がスムーズに進まなかったりすると時間は長くかかってしまいます。

もしイレギュラーなことが何もなく標準工事のみで済んでしまう場合には2時間程度を目安とすると良いでしょう。

その内訳としては取り外し工事が30分、取り付け工事が1時間30分程度です。

設置工事の標準工事には配管パイプのための穴を壁に開ける、室内機を部屋の中に設置する、配管パイプを取り付けて室内機と室外機を接続する、室外機を設置する、試運転を行うなどエアコンを正常に使用するために必要である全ての基本的な工事が含まれています。

そしてエアコンを設置する際には多くの人は同時にその時に既に設置されているエアコンの取り外し工事を行うことになります。

取り外し工事の標準工事には、ポンプダウン作業や、室内機と室外機の取り外し、その2つを接続していた配管パイプ類の取り外し、配管パイプ用に空いていた穴をパテで埋めたりカバーをつけたりという処理をするといった作業が含まれます。

基本的な作業で済んでしまえば30分程度で終わりますので取り付けと取り外しの作業を合わせて2時間程度で終わることになります。

工事の時間が延長するような現場環境とは?

取り付け環境によっては、エアコン1台の取り付け作業が90分程度で終わる場合もあれば、倍の3時間程度、さらにはそれ以上の時間がかかることもあります。 それは、先ほど説明しました「標準工事」ではない場合に発生します。
例えば・・・
・貫通工事(穴あけ工事)
・化粧カバー取り付け
・室外機の屋根置き設置
・室外機の壁面設置
・室外機の天井吊り下げ設置
・立ちおろし現場(室内機が2階で室外機を1階に置くような現場)
・エアコン専用コンセントの設置
・隠蔽(いんぺい)配管への接続工事(配管が建物の中に埋め込まれているような環境)
などが代表的な環境となります。
それぞれ、屋根置き金具や壁面金具など既設の金具の有無、立ちおろし現場ならハシゴを問題なく立て掛けられる安全な環境か、など、ご自宅の環境によっても異なりますが、このような環境の場合、1つ特殊な環境が増えるごとに30分程度の時間が延長すると考えておいたほうがよいでしょう。
特殊工事の可能性については、建物別である程度の予測をすることもできます。
<戸建て家屋の場合に比較的可能性が高い特殊工事例>
・立ちおろし
・屋根置き設置
・貫通工事(特に新築の場合)
・化粧カバー取り付け
<マンションなど集合住宅の場合に比較的可能性が高い特殊工事例>
・天井吊り下げ設置
・隠蔽配管への接続工事(広いマンションなど)
これらは、工事を依頼するときのチェック項目として参考にしていただければと思います。

追加工事の費用と時間について

エアコンを取り外して新しいものを設置する作業において、基本的な工事で済んでしまう場合には2時間程度で終えることが出来ますし追加料金もかかりません。

ですが設置する場所や環境、条件によっては、標準工事だけでは作業を進めることが出来ない場合もあります。

そういった際にはオプションとして追加の工事をすることになり、時間も費用も余計にかかってしまいます。

エアコンを取り付ける際に必要となる可能性のある工事としては、まず良くあるのが室外機の取り付けに関するものです。

標準工事ではベランダや庭などの地面に置いて設置しますが、それが出来ない場合には壁掛けにしたり吊って設置したりする工事が必要になります。

そしてエアコン用の専用コンセントがない場合には、新たに専用のものを設置する工事が必要になります。

その他にも部屋のコンセントとエアコンのプラグの形状が違っている場合や、見栄えをよくするために配管に化粧カバーを被せる作業、室内機と室外機が基準より離れている場合には配管を延長する作業、木材以外で出来ている壁に配管用の穴を開ける作業などの追加工事の種類は様々です。

作業や依頼する業者によって価格も違ってきますのでどのような工事を追加するといくらくらいかかるのかを事前に確認しておくようにしましょう。

工事時間は天候に左右されることも

特に戸建ての現場では、雨や風の日は、風雨にさらされて作業スピードが落ちるため、標準工事であっても時間が延長することがあります。
なお、屋根上での作業・ハシゴ作業などは、雨風の日は危険度が増すため、工事日変更のお願いをすることがあります。

依頼から設置までの日数

エアコンを購入してから設置の依頼をし、実際に設置をしに来てもらえるまでの日数や期間はどのくらいなのでしょうか。
例えば、暑い夏の真っただ中にエアコンが壊れてしまって買い替えた場合、なるべく早めに新しいエアコンの設置をお願いしたいですよね。

ただ、やはり夏の暑い日が続いているとエアコンの購入者が増える為、設置してもらえるまでの日数が比較的かかってしまうのが一般的です。

特に大型家電量販店で購入、設置の依頼をした場合は設置工事の順番待ちと同時に、人気のある製品であった場合は在庫切れになってしまっている ことも少なくないので、一概にどのくらい日数がかかるかは言うことができません。

夏は暑ければ暑いほどエアコンの需要は高まりますので、 早ければ一週間以内、在庫切れやエアコンの購入者が増えすぎてしまった時は、一カ月近くかかってしまうことがあります。

なるべく早くエアコンの設置をしてもらいたい場合は、夏場は大型家電量販店では日数がかかってしまうことが多いので、 町の電気屋さんにお願いした方が良いかもしれません。

現在では大型家電量販店での購入設置が増えてるので、個人経営の町の電気屋さんは 量販店と比べると、利用する機会や人が少なくなっています。
そのため順番待ちが比較的少ない傾向にあるので、設置だけでもお願いすると良いかもしれません。

シーズンによっても大きく異なる?

エアコンの取り付け工事にかかる設置期間や作業期間そのものとしては、行うシーズンごとにはそこまで変わるものではありません。

ただし、予約の取りやすさという面ではエアコンが必要となる夏と冬やその直前の時期には工事の需要が高まって、混んでしまってなかなか予約がとれないということがあります。

工事を行うことが出来るスタッフの人数というのは限られていますので、スタッフの方が皆予約でいっぱいの場合には、自分の希望する日時では取り付け工事を行ってもらうことが出来ないこともあります。

また、作業が順調に進めば良いのですが、工事中に何かトラブルがあった際や追加の作業が必要になってしまった場合には、その対応をする日の予約がなかなか取れないことも考えられます。

通常ですと申し込んだ3日後には作業をしてもらえる場合が多いのですが、2週間ほどの待ち時間が出てきてしまうことも珍しくありません。

なかなか自分の予定が空けられないという方や、自分の希望にあった日に工事を完了させて欲しいという方は、追加の工事が発生することもあり得ますので繁忙期となる夏や冬、そしてその直前の時期は避けることをおすすめします。

工事開始までの時間や日数も頭の片隅にいれて早めの対応を

前述のように、エアコン工事は現場環境次第で、時間の延長が多々あります。
どんなに簡単な標準取り付け工事で済む環境であっても、前の工事に時間がかかれば、あなたのご自宅の工事開始は遅れてしまいます。
また、工事までに相当の日数がかかる場合があります。例えば3月4月の引越しシーズンや、7月頃の夏場の繁忙期です。
作業員は朝から晩まで作業予定が詰まっており、早くても1週間、遅ければ1か月待ちなんてこともよくあります。
ですので、引越し直前になってから、暑くなってから依頼するのではなく、早め早めに対策し、時間的余裕がある日に工事を依頼しましょう。

時間指定の予約は出来る?

大型家電量販店や町の電気屋さんなどでエアコンの購入と設置の依頼をした場合、ほとんどのお店では時間指定の予約はすることができません。

なぜなら、お客様のご自宅それぞれに状況が違うため、必ずしも上で説明したような所要時間内で終わるとは限らないのが実情だからです。

標準工事内で終わらせることのできないケースも少なくはなく、それに対応した工事を追加工事と呼びます。

この追加工事が必要となってしまうと標準工事の所要時間内では収まらないので必然的に時間も更にかかってしまうことになり、 時間の検討がつかなくなってしまいます。

また、夏場などの忙しい時期であると、1日に数件の設置予約が入っていることもあり、前の順番のお客様のお宅で追加工事が発生してしまうこともあります。

そうすると必然的にその次のお客様の予約時間も追加工事の分遅くなってしまう形となりますので、時間指定の予約は意味のないことになり、 約束を破ってしまうことになりかねません。

なので、時間指定ではなく、日にち指定の予約を受け付けているところが多く、 時間に関しては午前、午後などだいたいの時間を指定できるだけに留まります。

まとめ

エアコンの購入や設置は、暑い夏に需要が集中してしまうことが多く、特に猛暑となると集中的に同じような期間に予約が殺到してしまいます。

そのため設置までの日数や時間が読めないことも多くなってしまいます。
急いでいない場合は予約が集中してしまう時期を外しての購入などをお勧めしますが、故障の場合はなかなかそうはいきません。

暑い夏を乗り切るためにも、いざという時のためにエアコンの設置期間などをしっかりと把握して対処できるようにしておきましょう。

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