プラブロック:エアコン工事用語集

プラブロックとは

  「プラブロック」はプラスチックブロックの略で、エアコン室外機の下に敷く台座のことです。 室外機の足とも言われています。基本的には2つで1組になります。用途は室外機を嵩上げし、 地面の湿気や雨水を直接吸わないことで、錆防止の働きをしてくれます。下部に空間ができるので、 室外機から発する熱が逃げやすくエアコン全体の効率が上がります。 また、下が砂利や土の場合はプラブロックを設けることで安定性が増し、強風や地震で倒れにくくなります。 地味な部品ですが、エアコン取り付けには必須と言っていいでしょう。

プラスチック製ブロックの特徴とメリット

  もっとも一般的で、安価で手に入れることができるブロックです。種類とサイズはそれぞれありますが、 安いものは植物用鉢に似た形状のブロックで、ホームセンターなどで購入すると200円/個程度です。 軽量で積み重ねもできるので使いやすく、エアコン移設などのときも外さずに済みます。その反面、耐候性や耐荷重性は他に比べやや劣ります。

  もう一種のプラスチック製のものは開放構造のブロックがあります。同様に樹脂製なので、軽量なメリットを保ったままで、 鉢状のものより耐候性、耐荷重性がよくなる構造をしています。ブロック本体が密封していないので、さらに熱がこもりにくくなります。 また、天面にボルト止め用にレールが付いており、より丈夫に室外機を固定できます。このタイプのブロックは大体600円~/個はかかります。

コンクリート製ブロックの特徴とメリット

  コンクリートで出来ている為、あらゆる室外の環境でも耐久性を発揮します。重量を持つので、安定性が増し、 また耐荷重性についてはプラスチック製がMAXで50~60kg程度に対し、コンクリートブロックは軽く100kg以上耐えられます。 その為、近年では室外機が重い業務用エアコンに多く使われます。天面に金属のボルト用レール溝が付くものが多く、相場は2500円/個程になります。

エアコン工事で必要になるとき

  エアコン取り付け時の必須アイテムですが、エアコン本体を購入しても付いてきません。 基本的には取り付け業者が用意し、「標準工事」に含まれます。ただし、室外機の特殊設置(屋根置き、天井吊り、壁面付け、二段置き)の場合は、 それぞれ専用の金具を使用するため、プラブロックは使用しません。 新品エアコン取り付けに含まれる内容を確認できます。 エアコンを移設する際はプラブロックを再利用するケースがほとんどですが、現状コンクリート製のブロックを使っていて移動しにくい場合は、新居で再度調達することもあります。

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