エアコンのドレンホースの役割やトラブルについて

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エアコンのドレンホースの役割やトラブルについて

エアコンのドレンホースの役割やトラブルについて(概要)

エアコンの取り付け工事で必須になるのが、不要な排水を排出するためのドレンホース、ドレン管の取り付けです。

ドレンホースとは、エアコンの冷房を作動させると室内機から出る水を排出するためのホースです。

このドレンホースの設置が不完全だと、水漏れや故障など様々なトラブルの原因になります。

ここではエアコンにドレンホースをつける理由と、設置の方法や適切な排水の場所、ドレンホースに起こりえるトラブルやその対処法を説明します。

ドレンホースとは何か?

設置可能な窓は窓の開き幅が470mm以上必要

エアコンから出る排水を室外へと排出するための管をドレンホースと言います。

ドレンとは英語で「drain」と書き「排出、排水する」という動詞と「排水、下水管」という名詞の意味をもちます。

ドレン管と言われることもありますが、厳密にはやわらかく曲がるホース状の素材のものをドレンホース、硬質のパイプ(管)状のものをドレン管と言います。

なぜエアコンから水が出るかというと、空気には温度が下がると、含むことのできる水分量が少なくなってしまいます。

したがってエアコンの冷房で室内の空気を冷やすと、空気中から排出された水分がエアコン内に溜まることになってしまいます。

そのために、この水を外部に排出しなくてはいけなくなるのです。
ドレンホースはエアコンの室内機に設置されて、壁の穴などを通って室外に導かれ、排水する仕組みになっています。

室内に通す際は外見の美観を保つため、また外部に出した部分もホースの保護のためにモールやカバーなどで覆うことが多くなります。

このドレンホースやドレン管の接続がきちんとできていない、またホースのつまりなどのトラブルが発生すると、室内機からうまく排水されず、エアコンからの水漏れやカビ、さらには故障の原因にもなるため、確実な設置と定期的な確認が大切です。

ドレンホースの接続方法と排水場所

窓用エアコンは配線配管の工事が不要です

ドレンホースは、エアコンの室内機の内部、空気から出た水が溜まる部分であるドレン皿に接続され、水を外部へと排出する仕組みになっています。

ドレンホースは冷媒管などと共に室外機の近くまで伸ばされ、先端の排水口から排水します。

ドレンホースの途中で排水の逆流や停滞を防ぐため、室内機から穴までの勾配を取り、その先でもたるみやゆがみなどがあってはいけません。

また室外に出たドレンホースは風雨や日光の紫外線などを受けて劣化が早まるため、カバーなどで覆って保護することをお勧めします。

通常のドレンホースよりは高価になりますが、耐候性のドレンホースを用いれば通常のものより長持ちして、コストパフォーマンスが高くなる場合もあります。

ドレンホースの排水口は地面から少し離れている状態が適切です。

排水口が地面に接していると、泥や虫などが入り込んでトラブルの原因になる可能性があります。

虫の侵入を防ぐには、排水口に網状の防虫キャップをつける方法もあります。

ドレンホースの排水口は、水が流れる方向を計算して、その場に水がたまらず地面の排水溝などに流れ込むよう設置します。

またエアコンからの排水は塵や雑菌、ゴミなどが混入しているため、花壇の水などに再利用することはお勧めできません。

何で排水口が二か所あるの?

  排水される場所が時期によって変わるからです。
結夏場の冷房時には室内機から、冬場の暖房時には室外機から排出されます。 「冷房時はホースから出てたのに、暖房にすると室外機から水が漏れてる!?」 「故障?施工不良?」と心配される方がいますが、普通の事ですので心配する必要はまったくありません。

もしドレンホースが詰まったらどうなるの?

  簡単に言えば水が室内機から溢れ出し大変なことになります。
室内が水浸しになることはもちろん、その下に何か家電が有れば故障の原因になりますし、 エアコンの故障にもつながります。

ドレンホースが詰まる原因はなに?

  一つは単純にゴミがたまってしまうことがホースのつまりの原因で一番多いです。 他には、ホースの先が水につかっていると中の空気の出口が塞がれて水漏れしたり 単純にホースが途中でたゆんでしまい水の流れが滞ってしまって、ですとか、 もっと単純に傾斜が付いていなくて水が流れていないなど、が主な理由です。

詰まっちゃったらそうしたらいいの?

  先ずはドレンホースの出口が詰まっていないか水につかっていないかを見てください。 案外その汚れを取ったり、水から出すだけで排水されたりします。 次に見るのは配管がたゆんでいないかを見てください。そこをつついてみて水がたまっているようならそれを排水口側に誘導してあげればその後、滞りなく流れる場合もあります。 ただ、紫外線などによりドレンホース自体が劣化していて、割れたりする可能性もあるので注意が必要です。
そんな様子もなければいよいよ中で何かがつまっている可能性があります。そんな時は汚れを吸い出す必要がありますがこの時間違っても室内機側にゴミを送らないでください。 部屋は汚れますし、最悪エアコンも故障してしまいます。
汚れを吸い出すためには道具が無く、度胸もあれば口で吸いだす方法もあるようですが ポンプのような機械で吸い出して汚れを取るものも販売されているようです。
どの方法も自己責任になるので心配な方はクリーニング専門の業者に相談して みる方が得策かと思います。

ドレンホースに関するトラブルと対処法

窓用エアコンは配線配管の工事が不要です

ドレンホースは構造が単純なだけに、様々なトラブルを引き起こす可能性も出てきます。

通常のドレンホースは紫外線を受けると徐々に劣化してもろくなってしまいます。

また風雨によりホースのゆがみが生じると、一部に水が溜まったり、異物で詰まったりなどの原因になります。

これを避けるには耐候性のドレンホースを使ったり、周囲をカバーで覆うなどの対処があります。

またたとえ排水口が地面に接していなくとも、ドレンホース内に虫が侵入したり、徐々に汚れがたまって詰まったりすることはありえます。

ドレンホースの詰まりでエアコンにトラブルが起こった場合は、まず排水口を確認して、多量の泥などがたまっていればブラシなどで掻き出します。

その後、ドレンホースの内部を洗浄するには、ポンプ式の専用ドレンホースクリーナーを使って排水口から吸い出す方法が一般的です。

また排水口に輪ゴムでガーゼを固定し、そこに掃除機の先端を当ててテープや手などで隙間をふさぎ、汚れを吸い出すという方法もあります。

ただし掃除機に水が入ると故障の原因になるので、掃除機は2,3秒程度で止め、いったんガーゼを外して排水口近くに出た水やごみを排出することを、こまめに繰り返す作業が必要になります。

まとめ

ドレンホースはエアコンにとって重要なパーツです。

ここにトラブルが起こると、室内機の水漏れから様々な故障に繋がることもあります。

エアコンの水漏れが起こった場合は、まずドレンホースの状態を確認し、詰まりの除去など適切な処置を行ってください。

水漏れについては大半の場合、ドレンホースの位置調整や清掃によって解決します。

ただ、ときにご家庭では対処できない原因によるトラブルの場合もあります。

ドレンホースを掃除してもエアコンのトラブルが解決しなかったり、トラブルの原因を特定できなかったりする場合は、メーカーなど専門家に点検してもらいましょう。

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